ある週末のはなし
AIAI渡辺です。
ある週末の話ですが面白い話でもオチのある話でもないです
ただブログを始めたので単純に日記として・・・
1月、2月はサービス業全体もそうでしょうが特に我々のようなアルコールを扱う業種は最低の月です。
今年も例年どうり地獄の日々を送っています^^;
そんな先週の週末、お客様の誰も居ない店内でバイトさんと仕込みに励んでいました。。。
そこに一人の一見さんが入店されました。
カウンター席を選ばれたので少し我々ともお話しながら過ごされます
また一人来店、今度は私の同級生です。飲み会があると〆でいつも寄ってくれます。
カウンターに腰かけてビールを飲みながら家族にお土産にするピザを頼みました。
本人はスポーツマンなので具のないサラダを頼みドレッシングなしでもりもり食べます(その日は野菜の摂取が足りないんだそうな)
また一人来店、今度は去年卒業したうちのお店のアルバイトOBです。
カウンターに座りました。
彼は2年ほどアルバイトをしてくれた地元経済大学の卒業生、福岡出身です。
お父さんが自営業で大変なのに地元ではない大学に出してくれたのを意気に感じて自分でバイトをいくつも掛け持ちして生活費を稼いでいました。
AIAIはおなか一杯食べさせる班だったかな。
自分は絶対公務員になる!と決めて自分ひとりでバイトの合間に勉強して国家公務員になりました。
そんなまっすぐなザ・ガッツマンです
その日は出身大学のゼミの追いコンで東京から遊びに来ていた模様。
その後、後輩の女の子が合流しました、二人はなかなかいい感じです(明らかにまだ何もない感じですが(^'^))
その後一見さんのカップルがみえてボックス席に入りました。
最後は15年前くらいにバイトをしていた女の子
もうママです。7~8年ぶりにお友達と遊びにきました\(^o^)/
今は地元に居ませんがたまーに高崎で飲むと寄ってくれます
今は子育てしながら正社員でフルで働いているとのこと。
ストレスが溜まったので外に出た模様、なんだかスピリチュアル的な人に子どもの相談をしたら自分のストレスを解消しろと言われたらしいです(笑)
お店の歴史が長いのでいろいろな時代にいろいろなスタッフがいました
長く働いてくれた人、すぐに辞めた人、スポットで数日頼んだ人
ほとんどの人がお店を辞めると疎遠になりますがこうやって顔を出してくれる子たちがいます、本当にうれしいです。楽しく働いてくれたんだなあ、良かったな~と思います。。
当たり前ですがみんな大人になっていきます、着々と自分の人生を重ねていきます
自分の営む店がそんな彼ら、彼女らの人生の一部になっているなら何よりの幸せです
カップルお客様が帰られて。広いお店のはじっこのカウンターだけが満席の週末。
常連さんも一見さんも元スタッフもみんなひとときを一緒に過ごします、そんなある日の週末でした。
経営的にはこんな週末は最悪。でも私にとって売り上げよりも大事なものがそこにあった一日でした。
今のお店、あと何年続けられるかわかりませんが今いるスタッフさん、お見えになられるお客様を大事にしながら毎日大事に過ごしたいと思います
さあ、明日もがんばろう!!!